一茶 花ちるや雨ばかりでも角田川 4月18日(旧暦 閏二月二十八日)火曜日
花ちるや雨ばかりでも角田川 一茶
安永元年三月九日(1804年4月18日すなわち219年前の今日)、夏目成美*と花見に出て雨にあった隅田川での吟。
「文化句帖」の同日の条に「曇。角田川花見。昼より雨。(略)俄に空かきくもりて、雨ハしきなミ打ければ、たのむ木陰もつひにハ漏りて、(略)身の軽き我々の気さんじなる、手の奴(やっこ)足の駕(のりもの)の任せて、雨の降うと、やりがふろうと」として掲句が記されています。
*成美は一茶のよき理解者であり支援者であった俳友。本業は、浅草蔵前の札差だったそうです。
chatGPT斎 今日の一句 雨や目を 閉じて感じる 春の香り

コメント
コメントを投稿