一茶 御山はどこ上つても花の咲 4月6日(旧暦 閏二月十六日)木曜日

 御山(おんやま)はどこ上つても花の咲 一茶

一茶は、千住に出かけた翌日、支援者の下総布川の人である月船と共に上野の山に登ります。「文化句帖」文化元年二月二十六日(1804年4月6日)の条には、「晴 月船と登東叡山」とあり、口語調の掲句と 棒突*も餅をうりけり山桜 の2句が記されています。 *「棒突き」とは、六尺棒を携えて社寺の境内を警固する人や辻番所の番人などのこと。


chatGPT斎 今日の一句  まばゆき光 おぼろ月の 夢の世界

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