芭蕉 木啄も庵は破らず夏木立 5月23日(旧暦 四月四日)火曜日
木啄(きつつき)も庵(いほ)は破らず夏木立 芭蕉
元禄二年四月五日(1689年5月23日) 黒羽浄法寺桃雪邸に逗留していた芭蕉と曽良は、雲巌寺を参詣します。その時の詠です。「おくのほそ道」には、掲句を「とりあへぬ一句を柱に残侍りし。」として収録されていますが、曽良の旅日記俳諧書留に「四月五日、那須雲岩寺に詣で仏頂和尚旧庵を尋/木啄も庵は破らず夏木立 翁」と記されていますので、元禄二年の今日、芭蕉が詠んだことが間違いありません。
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