曾良 くまの路や分つゝ入ば夏の海 5月29日(旧暦 四月十日)月曜日
くまの路や分つゝ入ば夏の海 曾良
「嵯峨日記」元禄四年五月二日(1691年5月29日)の条に、「曾良来リてよし野ゝ花を尋て、熊野に詣侍るよし。武江旧友・門人のはな[し]、彼是取まぜて談ズ。」とあり、曽良の掲句と芭蕉自らの 大峯やよしのゝ奥を花の果 を記載して、「夕陽にかゝりて、大井川に舟をうかべて、嵐山にそふて戸難瀬をのぼる。雨降り出て、暮ニ及て歸る。」
曽良は三月五日江戸を発って近畿巡遊の途次でした。三月末に吉野に入り、四月朔日奥院の花盛りなどを見物、その後高野山を経由、熊野道から十一日熊野本宮に参宮して翌十二日新宮に至っています。
chatGPT斎 今日の一句 夏の海に 熊が浮かぶ さかな飛ぶ

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